『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第13章 メンターから学ぼう P318


『避けるべき人たち』
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どんより屋が100歩先まで近づいてくると、僕はそれを感じ取ることができる。たぶんあなたにもできると思う。
部屋の中に50人の人たちがいたとして、その場から酸素を吸い取って他の49人の人たちから生気を奪っているのが誰なのか、あなたにも分かるだろう。
何年も前、太陽エネルギーの会社を経営していた頃、僕にはキャロル・コークというメンターがいた。彼女は太陽ネルギー業界を知り尽くしていただけでなく、人生において大切なこともいくつか知っていて、どんより屋に関する賢明な助言をしてくれた。
「あのね」とキャロルは言った。「私はこういうふうに考えているわ。ああいう人たちは毎分1人生まれてきて、残念ながらそのほとんどが生き残るの。大切なのは、あなたに彼らを変えることはできないけれど、あなたが彼らと別の方向に走ることはできるってことよ」
そういう考え方はちょっと思いやりに欠けるんじゃないかと思うかもしれないが、僕に言わせればあなたがむざむざマイナス思考の渦にのみ込まれることには思いやりのかけらもない。
自分の周りの世界の役に立つために僕にできる最善のことは、最大の貢献ができるような状態に自分自身を保ち続けることだ。
皮肉な考え方や自己憐憫的な不平不満があふれている環境に足をひっぱられいるようでは、それができなくなってしまう。
こちらまでつられてしまうような前向きな姿勢を持つ人たち、エネルギーや元気をもたらし、部屋を明るくするような人たちと共に時間を過ごしたいと僕は思う。