第8章 波及効果 P181
おいしい食事や暖かいベッドが嫌いな人はいない。
愛し合う相手にそばにいてほしいと誰もが思っている。
誰だって幸せな人生を送りたいと思っている。
だが、こうした基本的なことが満たされると、他のものもほしくなってくる。
人間の心をつかんで離さない最も普遍的な欲求の1つは、自分という人聞が変化をもたらしていることを実感したいという欲求、つまり、自分がここにいるから世界はより良い場所になっているのだと思いたいという欲求だ。
人間は社会的動物で、自分が世界に影響を及ぼしたのだと(自分は重要な人間なのだと)思いたがる何かが生まれつき備わっている。
しかし僕は、この点について話をするのに最適な人物ではないかもしれない。スライト・エッジの話のこの部分については、誰か他の人に話してもらったほうがよさそうだ。
スライト・エッジは後世に残るものをいかにして生み出すかということについて、真の情熱を持っている人物、そしてスライト・エッジと共に育ったがゆえに、それを知り尽くしている人物に任せることにしよう。
僕がこれまでに成し遂げたすべてのことの中で、最も誇りに思うものの1つが娘のアンバーだ。
アンバーはスライト・エッジと共に育ち、今日の自分の選択が残りの全人生に影響を及ぼすのだということを若者たちが理解するのを手助けするために、この情報を彼らに届けることがいかにかを理解している。
だから僕はここで一旦ベンを置き、本章の残りをアンバーに書いてもらうことにしよう。
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