生き方上手
人生に奇跡を起こす１００の言葉
第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：95
『人に与えれば与えるほど、数しれないほどの幸福が自分の中から満ちてきます。』
「幸福は香水のごときものである。人にふりかけると、自分にも必ずかかる」エマーソンのこの言葉にふれるたびに、私はつい、ほおがゆるんでしまいます。そのくらい、大好きな言葉です。
大事なものはついしまい込みたくなるものですし、価値あるものであれば、誰だって独占したいと思うでしょう。ところが、真実の法則はまったく逆。
大事なものはしまい込むことなく、どんどん人に伝え、価値あるものはどんどん人に与えるとよいのです。
富であれ、繁栄であれ、幸福であれ…。潜在意識が実現する富や繁栄はまさしく宇宙の心理と同質のものであり、与えれば与えるほど、魂は深い満足感に包まれます。
そのうえ、与えたものはさらにふくらみ、増幅し、自らにも与えたものの数倍、数百倍になって帰ってきます。
私が、マーフィーについて、こうして本を書くことも、マーフィーとの出会いによってもたらされた幸福の恩返しのつもりです。
あなたも人が持つ素晴らしい生命エネルギーについて、惜しむことなく分け与えてください。そうすることによって、あなたはどこまでも限りなく満たされていくはずです。
もう一つ、大好きな言葉をご紹介しましょう。
「誰もが素晴らしくなれる…誰もが、誰かのためになることができるから。誰かのためになるのに、学位はいらない。誰かのためになるのに、主語と述語をそろえる必要もない。ただ思いやりにあふれた心さえあればよい。愛によって生まれた魂さえあればよい」
ノーベル平和賞に輝きながら、凶弾に倒れたマーティン・ルーサー・キング牧師の人場です。
「幸福はまわりの人に分け与えると、さらに増幅していきます。」
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生き方上手
人生に奇跡を起こす１００の言葉
第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：94
『すでにあなたの中に、奇跡の兆しが芽生えています。それに気づき、その芽を大きく育めるかどうか。それがあなたの運命を拓く鍵となります。』
奇跡を起こすことなど、特別な人にだけ与えられた、大いなる存在からの目気味だ、と考えている人はきっと多いと思います。
かつて、私人そうでした。
奇跡など、起こせるわけはない。だから、人一倍、努力しなければならないのだ。そう、思い込み、時には歯をくいしばるようにして、がんばっていた日々もあったのです。
でも、妻の”生還”を体験してから、考え方は一変しました。
奇跡は誰にでも起こせる。いや、人生を軌跡に満ちている。たとえば、今日、こうして生きていることさえも奇跡ではないだろうか。そう、考えるようになったのです。
「人生には二通りの生き方しかない。ひとつは、奇跡など何も起こらないと思って生きること。もうひとつは、あらゆるものが奇跡だと思って生きること」二十世紀の大天才アルベルト・アインシュタインの言葉です。
奇跡を信じるようになると、日々が奇跡に満ちていることを実感するようになります。
そうした日々を重ねていると、死の宣言から生還するような、誰の目にも奇跡だとしか思えないような「奇跡」を起こす力も生まれるのです。
人生は、自分の中にある力によって拓いていくものです。奇跡を起こす力の根源はすでにあなたの中に宿っているのです。
それに気づき、それを引き出し、育んでいく。
人生を拓き、発展させる力は、言葉を変えれば、運命を大きく好転させる鍵は、すでにあなたの手中にあるはずです。
「朝、目覚めたその瞬間、生きている軌跡を深く感じ、感謝しましょう。」
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人生に奇跡を起こす１００の言葉
第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：93
『願望がもたらす素晴らしい未来を信じましょう。』
満足することと、「もう、これでいい」と思うことは本質的に異なります。本当の満足感は同時に、さらに高いところを目指す向上心を引き出すのです。
現状に何一つ不満はないのだと言って、さらなる向上心を目指す気持ちを持てない、いずれにしても、それをよい兆しと認めることはできません。
「仕事の幅を広げるこうした冒険はまた心の幅を広げ、自己認識に風景を添えるものだと私は言いたい」フランスの哲学者アランの言葉です。
遺伝子はさまざまな情報がスパイラル状にからみあい、構成されていることが知られています。スパイラルは、生命エネルギーの働き方を象徴する形態なのです。
潜在意識も活力を得て、伸びやかにその力を発揮するようになると、スパイラル状に未来を広げていくようになります。
新たな出会いが仕事の幅を広げ、その結果、さらに新しい視野が開け、次の展望につながっていく…。
潜在意識の力は無限なのです。
願望も無限に拡大して言ってよいのです。向上心を絶やさないかぎり、未来は常に進行形で語られるものになります。
「日々、新たな願望を抱くことは、人生の幅を広げ、自らをさらに高みへと引き上げていきます。」
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人生に奇跡を起こす１００の言葉
第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：92
『先へ、先へ。内なる光源・潜在意識がその歩みを導きます。』
大海原から太陽が昇る光景を、その目で見ることをおすすめします。
あたりを包んでいた夜の帳が一点から開かれていき、やがてそこからまばゆい光が天空の全方向を目指して放たれる…。
その光は、私たちの中にも惜しむことなくつぎ込まれ、潜在意識を豊かに、大らかに目覚めさせます。
「あなたが求める光は君自身の中にあるのです。君の中には必要なすべてがあります」マーフィーの言葉の真実が絶対不動の信念として、刻み込まれていく瞬間の訪れです。
人の存在の最初が顕微鏡でもとらえられないほどの、たった一つの細胞であったことを思い浮かべましょう。
それから今日の自分になるまでどれほどの成長があったか。それを思うだけで、自分に潜む可能性のめくるめくほどの広がりに感動さえ覚えます。
その可能性を引き出して、上方へ、さらに上方へとらせんを描きながら進んでいく。すべての人の人生は、こうした軌跡を描いているのです。
「光は暗闇を追い払う。光を見て、その美しさについて考えよ。一度、目を閉じ、再び見える光は最初のものとは違う。前に見た光はすでにそこにはない」
レオナルド・ダ・ヴィンチは常に新しい光を追い求め、人類史上、最高の天才と讃えられる人生を生きたのです。
「人は光の申し子です。どんなときにも希望の光があなたを照らし出します。」
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第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：91
『夜明け前が一番暗い。漆黒の闇は、ほどなく、黎明の黄金のヴェールが開かれる予兆です。』
「もう、最悪だ。何もかもうまくいかない。八方ふさがりだ」…。人生には、そうした瞬間も組み込まれています。
そんなとき、絶望のあまり、「もともと、自分の力を大きく超えた夢を描いたのが間違いだったのだ。もっと手が届きやすい小さな夢にしておくべきだった」と思う人もあるでしょう。
これは、絶対に、頭に浮かべてはいけない考えの一つです。
夢や理想、目標は人生の奇跡の振幅を決めるものなのです。
大きな夢や理想、目標は人生の軌跡の振幅を決めるものなのです。
大きな夢を持てば、人生はそれだけ大きな軌跡を描いてえいま進んでいきます。
この宇宙に存在するすべてのものに、果てしない宇宙エネルギーが宿っています。マーフィーは精神を究極まで研ぎ澄ませ、それを感知した人です。
もちろん人にも、誰の中にも移駐エネルギーが宿っています。どんな夢や理想を持っても、宇宙エネルギーを超えることはない。だからこそ、どんな夢も理想も、人すら真摯に願えば必ず叶う。マーフィーはそう言い切っているのです。
海辺や山の頂など、人工的なものがない大自然の中で夜を過ごすと、真の闇を体験できます。月が落ち、星の瞬きも消え、漆黒の闇が訪れる。すると、ほどなく黎明が訪れます。新しい一日の始まりです。
最低・最悪だと思うような時にも、その先には光差す新しい展開があることを信じ切る強さ。
その強さを身につければ、不思議なことに、最低・最悪だと思うこともなくなります。人生から最低・最悪が消えてしまうのです。
光は闇から生まれます。闇以上の希望はないということもできるでしょう。
「思い切り、大きな夢や理想を抱きましょう。その大きさだけ、人生の可能性が広がります。」
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人生に奇跡を起こす１００の言葉
第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：90
『絶望の底にあっても、潜在意識はあなたの願望を全力で受け止めます。』
『絶望の底人生は間断のない、ときの流れに刻まれていく魂どうしようる人生とは、たえず成長し、発展し続けていくものでなければなりません。えず成長し、発展し続けていくものでなければなりません。
ときには、志に対して、失敗もあれば停滞もあるでしょう。思うようにならない現実を前にしたとき、人は、「夢と現実は違う」「さらにし失敗したらどうしよう」「これ以上の無理はよそう」などという思いにとらわれることがよくあります。
その結果、夢をあきらめたり、理想を低くしてしまう…。
では、その先の人生はもうあきらめてしまってもいいのでしょうか。
願いを叶えるためには、いっさいの不安、失敗、障害を無視して、望む未来だけを見つめ、自分の願望だけを直視し続けてください。
心を白紙の状態にして、未来に対して希望をふくらませていくことが、思い通りの人生を現実のものにしていくためのいちばんの、いえ、たった一つの方法です。
「過去を悔やみ、未来を案じるのもけっこうだが、行動できるのはいまだけだ」
リンカーンの言葉のように、賢者はいかなる場合も現在を起点に行動しています。
「白紙の状態で「やりたい夢」を空想しましょう。」
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第7章 最高の人生を実現する
Message：Message：89
『内在する自己を見つめ、「最高の自分」に集中していると、すべてのレベルが最高に高められていきます。』
人は誰でも、得意なこともあれば、その一方で不得意なことも抱え持っています。山もあれば谷もあり、光あれば影がある。これが人の常です。
宇宙のエネルギーは波動を描いていると言われます。その波動はすべてのものに宿っていますから、人の能力にも高いところもあれば、低いところもあるわけです。
自分の不得意分野を気にするあまり、ほこりや自信を持てずにいる人があります。これは非常にもったいない発想です。
「一つの思いに全力を注いで人すら進んでいけば、すべての願いは必ず実現されます」繰り返し、お伝えしてきたように、これはマーフィーの絶対法則です。
見つめるべきは、自己の「最高の部分」です。「最高の部分」を見つめていれば、ゆるぎなき自信が湧いてきて、やがて、足りない部分まで自信で満たしていきます。
その結果、時には全能と言ってもよいほどの力を得ることがあるのです。
「成功者になるために一番大切なものは、『自分にもできる』という信念である。思いきって事に当たらないかぎり、成功はけっして得られない」アメリカの精神的指導者の一人、ジェームズ・ギボンズの言葉です。
持てる力をただ一点に集中しましょう。どのようにしたら、自分を、自己の最高まで高めていくことができるか。その勉強を始めたとき、私は、自分でも信じられないほど、それに集中していました。
気がつくと、それまで不得意だったことに対しても、ひるむことなく、挑戦できるようになっていました。
とことんまで集中した結果、私は、あらゆることに「きっとうまくいく」と自信を持てるようになっていたのです。
「自分の最高の部分、それはやがて、自己のすべてに波及していきます。」
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