生きかた上手
「生きかた上手」日野原重明著
Ⅳ いきいきと生きる
からだが衰えるほど、「気」は高まると信じます。
「あの人にできるなら、私にも」と自分を奮い立たせる
私に握手を求める人たちが「こんなご高齢にもかかわらず」と内心思い、そんな私に触発されて、「まだ私のほうが若いのだから」と、尻込みしていた未知なものに挑む意欲が湧いてくるのであれば、なんとも光栄です。
「あの人にできるのなら私のも...」と思える人をまわりにたくさん見つけることを、私はお勧めします。
2000年秋に立ち上げた「新老人運動」は、まさにそんな心の動きを利用したムーブメントなのです。
老人は社会の厄介者という先入見を打ち砕いて、老いることを新たな価値として社会に浸透させるには、このままじっとお上の先導を待つより、「新しい老人像」を社会のありらこちらに見かける機会を増やすほうが、早く、しかも確実ではないだろうか。
そう思ったのがきっかけでした。
「先輩のあの人ががんばっているのだから、私もじっとしていられない」と、隣人を見てわが身を奮い立たせるのであれば、各人の行動は自発的ですから、当然、長続きもします。
強制されてしぶしぶとか、いやいやでは、そうはいきません。
#生き方上手 #いきいきと生きる #HappinessFirst #ホテイアオイ広場 #幸せの秘訣 #ありきたりなことをきちんとやる #心の絆 #決めるには自分