生きかた上手
孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
第一講:「計篇」
最後に勝つ人は「この戦い方」を知っている
超訳3:「五つの視点」で勝利のシミュレーションを
一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法。
人生の勝者になるためには、「人生設計」のなかで自分が有利に戦える方法を考えることが重要である。
「道、天、地、将、法」の五つの視点で、勝利のシミュレーションを描くべし。
「人生計画」を考えるときは五つの視点で自分が有利に戦える方法を設定する必要があります。
それを孫氏は「五事」とし、「道・天・地・将・法」をあげています。
それぞれ何を意味するのか。
「人生計画」の観点から見ていきましょう。
二つ目の「天」は、時代性です。
たとえば「いま勤めている会社の社長になる」と設定したとして、「いつ」が抜けていると、目標がぼんやりしてしまいます。
だから「二〇二十五年に社長になる」と決めて、その時はどんな時代で、その時の追い風はどのようなもので、それをどのように活用するかなど、時代の要請にこたえるための計画を練る。
この辺をきっちり考えて、時代を背負った存在たる自分をイメージしてそうなった人は、何も考えずにきた人とは格段に違います。
そもそも時代が有利に働かないで、うまくいっている人などいません。
よく「時代の追い風が吹いた」というような表現をしますが、あれh「たまたま」ではありません。
時代が自分のやっていることの追い風になるように計画したから、うまく利用することができたのです。
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