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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第十講:「地形篇」
 
「自分の置かれた状況」の正しい見極め方
 
61 「ライバルとの戦い方」六つの必勝パターン
 
地形に、通なる者有り、挂なる者有り、支なる者有り、隘なる者有り、険なる者有り、遠なる者有り。

ライバルとの競争に際しては、互いの状況に応じたやり方がある。その状況は大別すると六つ。それぞれのポイントを押さえなさい。

孫氏はここで地形に応じて、どう戦えばよいかを説いています。

その地形とは「通」「挂」「支」「隘」「険」「遠」の六種類。

これらをライバルと自分とが置かれている状況と捉えると、実に示唆に富んだ教えになります。

六パターンそれぞれについて、超訳していきましょう。

①直接対決は「元気」がモノを言う

相手と自分との間に遮るものが何もない「通形」状態であれば、正面からの”ガチンコ勝負”になります。

その場合、何よりも重要なのは、元気はつらつであること。

自分自身がたっぷり休養をとって鋭気を養っておくことと同時に、優秀なアドバイザーを持つことがポイントとなります。

元気がまさっているほうの勝ちなのです。

②攻めやすいが引き返せない状況では相手の備えを要チェック

脇が甘いというか、隙のある相手というのは、攻めやすい。

ただ、相手が準備万端で待ち構えていた場合、逆にやられてしまうことがあります。

そうなったら時すでに遅し。

適当なところで手打ちにするのは難しいでしょう。

そんな「挂形」状態のときは、勝負を挑む前に、相手がどのくらいの備えをしているか、十分に見ておく必要があります。

そのうえで、こちらが有利とわかっていたら攻める。不利ならば戦わない。

退路を断って、判断することがポイントになります。

③先に手を出したほうが負けそうなときは勝負を避ける

勝負を仕掛けたほうが不利になる「支形」状態なら、争わないほうが無難です。

相手が誘いをかけてきても、うっかり乗らないことです。

ただし、逃げるフリをして、相手を誘い出し、有利に戦うという手があります。

④一番に難関を突破し力を蓄える

たとえば、技術の開発競争など、一番に難関を突破するかどうかが勝負の分かれ道になります。

これが入り口の狭い「隘形」状態。

先に新しい技術を開発したら、他を寄せ付けないよう、力を蓄えるのみです。

もし先を越されても、相手に不備があるようなら、あきらめることはありません。

ライバルを凌ぐ技術で逆転を図りましょう。

⑤先を越されたら勇気ある撤退を

不可能とされる非常に難しい課題をクリアする競い合いになった場合、ライバルに先を越されたら勇気ある撤退をするべきです。

「険形」状態では、と企画誰よりも早く難関を突破し、優位に立つことがポイントになります。

⑥得意分野でなければ戦わない

実力的には拮抗している相手でも、自分の得意でない分野では争い合ってはいけません。

そういう「遠形」状態で戦っても、自分が不利になるだけなのです。

たとえば、新商品を開発するときや、新しい市場に打って出るとき、販売合戦にエントリーするときなど、以上六パターンを参考にしてみてください。

一番大事なのは、自分の天性を見極めて、誰にもマネできない独自の領域を確立することです。

中国古典では、人は誰もがそれぞれ異なる性命、つまり天から授かった性質である天性と、運命をもって生まれてくるとされています。

その唯一無二の天性がなんであるかに気づくことこそが、独自の領域を確立することにつながるのです。
 
 
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