生き方上手
習慣が変われば人生が変わる
成功者がしている100の習慣」 Nigel Cumberland
成功る者の習慣57 目標を書き出している
『成功する人は夢を「目標」に落とし込んでいて、成功しない人は「願望」しか抱いていない』
「目標があるなら、それを書き出そう。書き出さないなら、それは目標ではなく、ただの願望だ」スティーブ・マラボリ(アメリカの行動科学者、コンサルタント)
一見すると不可能に思える夢も、目標としてはっきりと書き出すことで実現が近づきやすくなります。
1961年、時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディーは、1960年代の終わりまでに人類を月に到達させるという夢を表明しました。
それはNASAによって、明確に定められた目標になりました。
そして1969年7月、「60年代の終わり」という目標まであと残り5カ月の時点で、宇宙飛行士のニール・アームストロングが人類で初めて月面にその一歩を刻んだのです。
あなたは、はっきりと書き出すことで、自分自身の「月面着陸」に匹敵する大きな夢を、実現可能な計画や目標に落とし込んでいるでしょうか?
目標を書き出すことで、達成の可能性は大幅に高まります。
目標を書くことで被験者の成功率が42%向上したことを明らかにしたドミニカン大学カリフォルニア校の実験など、これを裏付ける研究は多数あります。
ただし、ただ「夢」を書き出して、それを「目標」と呼ぶだけでは十分ではありません。
目標はできるだけ詳しく、明確に設定しなければなりません。
そうすることで、次のようなメリットが得られるからです。
・本当に達成したいことが明確になる。
・目標を覚えやすくなる
・達成への動機を高める行動計画をつくれる。
「経理部長になりたい」という目標があるなら、目標をさらに細かく分割して、「18カ月以内に会計士の資格を取得する」「一回目の試験で合格する」「三年以内に経理部長になる」としたほうが、はるかに効果的です。
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