『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第16章 夢への3ステップ P380

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『ステップ2:書き出したことに毎日目を通す』
夢を書き出す最も切実な理由は、そうしておけば毎日それに目を通し、読むことが可能になるからだ。
なぜ毎日目を通す必要があるかと言うと、それは前向きな人たちと付き合わなければならないのと同じ理由、すなわち引力に対抗しなければならないからだ。
この場合の「引力」は、別名「凡庸の力」ともいう。
思い出してほしい。
あなたは19対1という不利な立場に立たされていて、自分がどこかに向かって進んでいるのかを常に再認識しなければならないのだ。
さもないと、知らぬ間に習得の道を外れて迷子になってしまうからだ。
いつでも自分を目的地に集中させておくことができないなら、あなたは姿勢制御装置(ジャイロスコープ)のない宇宙船のようになってしまうだろう。
失敗という宇宙空間へさまよい出て、月に接近することすらできないだろう。
再び地球に戻ることもできはしないだろう。
信念と燃えるような願望に続いて、ナポレオン・ヒルが500人以上の成功者の中に見出した第3の要因は、いわゆる自己暗示と呼ばれるものだ。
つまり自分の目標が何であるかを、自分自身に定期的に一貫して言い聞かせるのである。
成功した人たちは平均で1日に2回、毎日これを行っていたことをヒルは発見した。
産業界の巨人や世界にその名を知られた政治家、各界のまさにトップに君臨するような人たちが、自分のしていることが何であるかを日々自分に言い聞かせなければならなかったのは、、一体なぜなのかを自問してみる必要がある。
むろん、彼らがばかだったからでも、記憶力が悪かったからでもない。
潜在意識の力を彼らが理解していたからだ。
潜在意識に絶えず目標を伝え続けなくてはならないということが
そうすれば目標の達成につながる道の途中で出くわすものと波長をを合わせて前に進めるし、目標達成の妨げになるものを無視することができるということが、彼らには分かっていたのである。
自分の周りを目標で包囲しよう。
常に自覚を持とう。
目標に日々目を通そう。
あなたの脳は世界最大のコンピューターよりもはるかに複雑で、はるかに強力だ。
あなたの潜在意識もまた、あなたの気を散らそうとするどんなものよりも強力だ。