『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

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第11章 スライト・エッジをマスターしよう P264

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「ギャップを埋める」
 
ほとんどの人は、すでに対処している問題よりも大きな問題や別の種類の問題に直面すると、たちまち打ちのめされたり調子がおかしくなったりする。
 
より大きな問題や種類の違う問題を否定的に捉えて、自分自身の人生まで否定してしまいがちになる。
 
彼らは人としての器の大きさは、問題の大きさで決まるという哲学を体得していないのだ。
 
1人の人間の人生の限界は、その人を意気消沈させる問題の大きさで測ることができる。
 
その人が解決できる問題の大きさによって、その人の人生が持つ影響力を測ることができる。
 
あなたが解決できる問題の大きさが、食料品店で買ったものを袋に入れる際の「まず缶詰を袋に入れてから、その上にパンを置くべきか?」という程度のものであるとしたら、それがあなたの問題解決のレベルであり、あなたが
受け取る給料のレベルでもある。
 
大きな問題を解決できるなら、あなたはもっと高い給料を貰えるようになる。
 
なぜならあなたの収入の大きさもまた、あなたが解決する問題の大きさで決まるからだ。
 
大部分の人が「問題」と呼ぶものは、単なるギャップ、すなわちさきほどの図のAとBの間に存在する空間のことだ。
 
そしてあなたが先入観を持たなければ、あなたはその空間を埋めることができる。
 
僕がこんなに時間をかけてこのギャップについて説明しているのは、このギャップがあなたにとって不利に働くこともあれば、有利も働くこともあるからだ。
 
AとBの間のギャップが永遠に存在し続けることはできない。
 
それは消滅すべきものであり、何らかの方法で消滅するだろう。
 
それは自然の法別であり、それを止めるためにあなたにできることは何もない。
 
だが、それがどのようにして消滅するかに関しては、あなたに選択の余地がある。
 
張力を解消する1つ目の方法は、A(現状)をB(理想)に少しずつ近づけていくことだ。
 
あなたのビジョンが持つ磁力に身を委ね、未来へと引き寄せてもらうのだ。
 
失敗曲線の住人たちを引っ張っているものが何だったか覚えているだろうか?
 
それは過去だ。
 
では成功曲線上を生きている人たちを引っ張っているものは? 
 
それは未来である。
 

 
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