第14章 スライト・エッジ同盟を活用しよう P334
「完遂」の力を利用する
「やり遂げていない」ことをどれでも1つ選び、1度に1つずつ取りかかろう。
選んだことがとてもやり遂げられないと感じたら、最初の 1歩を踏み出せる低い丘が見つかるまでよく探すことだ。
山盛りの食事だって、1度に食べられるのは1口だ。
アート・ウィリアムズのベストセラー本の題名を思い出すといい。『All You Can Do Is All You Can Do,But All You Can Do Is Enough (仮邦題:自分にできることしかできることはない。それだけで十分じゃないか!)』それがアート・ウ ィリアムズのメッセージだ(訳注:この本は『人生、熱く生きなければ価値がない!』(三笠書房) という題名で日本語版が刊行されている)。
自分にできることを見つけ、それをすればいい。
電話 をかけよう。
ごめんなさいと言おう。
地下室を片づけよう。
手紙を書こう。
毎日15分時間を割いて何かをやり遂げよう。
何かをやり遂げるたびに荷物が少し軽くなり、足取りも軽くなる。
そんなことはやらないで済ますほうが簡単だって?
それはそうだろう。
それに今日それをしなかったところで、自分が駄目になるわけでもないだろうって?
けれどもそうやって生きていけばどういうことになるかは、あなたも知つてのとおりだ。
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