生きかた上手
「生きかた上手」日野原重明著
Ⅱ 長生きはするもの
まちがった文化を外に出さない最低限のモラルを
誇れる文化がある反面、日本の家庭は崩壊寸前、家族に絆は希薄になりつつあります。
父親不在、場合によっては両親不在の食卓を、仕事だからやむをえないと放っておいていいのでしょうか。
わるいものはわるいと指摘する憎まれ役も、この際、新老人が負いましょう。
改めるための知恵だって提供しましょう。
すぐに直せないのなら、せめてわるいものを日本の外のはもち出さない。
これは人間としての最低限のモラルです。
一方、禁煙運動に躍起の国が、外国に大量にたばこを輸出している。
自国の若者は守りながら、外国の若者の未来を滅ぼそうとしている。
これと同じような自己中心的な行為を日本はやっていないといえるでしょうか。
日本のわるい文化は外に出さない。
逆に悪い文化を押しつけられたら、断固として拒否する。
そんな自粛と強さを日本にはもってほしいのです。
その強さがいつの日か世界中に広まったなら、戦争など起こるはずはないと私は信じています。
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