生きかた上手
「生きかた上手」日野原重明著
仲間で群れあっているかぎり、人も社会も成長しません。
「いろいろいる」が、社会のパワー
おとなはおとなだけで群れ、子どもは子どもだけでたむろし、老人は老人同士で集う。
ひょっとすると仲間と群れることも面倒で、一人で過ごす時間のほうが長いのかもしれません。
それがいまの日本の社会のありさまです。
年齢、性別、社会的役割など、いくつかの層にくっきりと分かれて、それぞれが交じり合うことがない。
他の層にはふれない、かかわらない、むろん関心もない。
固守したいのは自分の居心地のよさ。
「面倒はごめん」「波風は立てないにかぎる」という態度が伝わってきます。
けれど、社会のエネルギーというものは、老若男女あらゆる人間が交じり合うことで初めて生まれるのです。
異質なものが混在するから、文化は熟成し、継承されます。
類で群れあって楽を求めているかぎり、社会に、未来を切り拓くような力がみなぎることはありません。
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