生きかた上手
Ⅵ 死は終わりではない
死がなんであるかを子どもに伝えるのは、おとなの役目です。
愛する人の死を想像してみる
いまは、医者や看護婦を志す人であおくdっても、身近な人の死を経験しないまま医療の現場に立つことが多くなりました。
その経験のなさを、想像力だけで補うのには無論無理がありますが、死を迎える人、死を見送る人の心を理解できる人であってほしい。
そう常々思っていたものですから、聖路加看護大学の授業で、ちょっとショッキングなシミュレーションをしてみたことがあります。
「いま、あなたのお母さんが亡くなった。お母さんの知り合いにその死を伝えなければならない」という想定で、死亡通知の作文を書かせてみたのです。
「いやー」とか「そんなー」と声を上げていた学生が、そのうち神妙になってきて、書き終えたものをみんなの前で読み始めるころには、全員が目に涙をいっぱいためていました。
酷なようですが、こうでもしなければ、死を実感をもって経験することは、いまはとにかく難しいのです。
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