生きかた上手
Ⅵ 死は終わりではない
死がなんであるかを子どもに伝えるのは、おとなの役目です。
幼い子どもを葬式や通夜に連れて行こう
私は、子どもに、死にゆくお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの姿をありのままに見せなさいと言い続けてきました。
子どもにショックを与えることを恐れてはいけない。
子どもの目を覆い、、耳をふさぐのではなく、幼いなりに眼前の死を理解しようと苦悩する過程を、おとなはそっと見守ってあげるべきだと思います。
死がなんであるかを子どもに伝えるのは、おとなの役目です。
孫が幼いころ、私は意識して彼女を通夜の席に伴いました。
また、わが家の墓掃除にも連れ出して、めったにない機会だからと、私は墓石をずらして、お墓のなかを懐中電灯で照らして見せました。
「あの空いているところに、じいじが入るんだよ」と言う私に、5歳の彼女は困ったような顔をする。
「その隣にはママが入るかもわからないね」と続けるや、「ママはいや」とすでに半泣きです。
子どもにも、死んでいく順序というものがわかる。
それを意識にのぼらせるのも、おとなの務めです。
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