生きかた上手
『伝え方が重要!』
「効果的な伝え方」2つのポイント
まずは知っておきたい2つのポイントがあります。
これを意識することで、あなたの使う言葉や表現が、相手に分かりやすく、受け取りやすい言葉やメッセージに変わります。
●「何を伝えるか」より「何が伝わったか」
伝え方で大切なのは、「相手に何が伝わったか」「相手が何を受けとったか」を、最重要視することです。
人はつい自分にベクトルが向き、伝えることに意識が向きすぎてしまいます。
しかし、受け取り手は相手です。
こちらが伝えたい内容が、相手に正確に伝わって初めて「伝達」が成立します。
「何が伝わるか」を意識した時、あなたの「伝え方」は、より相手に伝わるものになると思ってください。
ミスコミュニケーションの例としてよく挙げられる、こんな笑い話があります。
レストランシェフ:
「今、お客様に出すパンをオーブンに入れて温めているから、見ておいて」
アルバイト:
「はい!わかりました」
~数分後、オーブンから焦げたにおいがたちこめる~
レストランシェフ:
「パンが焦げてるじゃないか!何やってるんだ、見ておけって言っただろう!」
アルバイト:
「はい!だから言われたとおりに、見ておきました!」
これは極端な例ですが、伝えると伝わるの違いがわかるエピソードです。
この場合、シェフは「パンが焦げないように見ておいて。いい焼き加減になったら、オーブンから出しておいて。」と伝えるべきだった、ということですね。
心理学の心構えのひとつに「相手の反応がコミュニケーションの成果である」という考え方があります。
相手が受けとったものが、100%の結果なのです。
●「受け取りやすさ」を意識した「伝え方」
伝え方の上手な人は、相手の受け取りやすい言葉で話しています。
しかし多くの人は、相手の受け取りやすさよりも、自分の表現に意識が向いています。
例えば、よくIT業界では「ソリューション」という言葉を使います。
「お客様に最適なソリューションをご提供いたします」のように用いられますが、「ソリューション」という言葉が何なのかがわからなければ、全く意味が伝わりません。
このキャッチコピーは「お客様のコンピューターシステムを快適に運用させ、仕事の効率を上げます」ということを伝えたいのですが、相手が言葉を知らなければ、全く伝わらないどころか、そもそも何を言っているのかわからないのです。
何かものを伝えるときには、相手の立場に立ち、受け取りやすい言葉選びをすることが肝心です。
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