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生きかた上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第二講:「作戦篇」
 
これからの時代を生き抜くための「武器」を持て
 
10 あなたは、何を武器に戦うか?

馳者千駟、革車千乗、帯甲十万、千里に糧を饋れば、則ち内外の費、賓客の用、膠漆の材、車甲の奉、日に千金を費やす。然る後に十万の師挙がる。

愛外で勝負するときに最も重要なのは、自分にしかない能力と専門的な能力を明確にすることだ。それを武器に現地に乗り込んだら、雑務をこなすサポーターを雇い、自分はビジネスに集中できる態勢を整えよ。

ビジネスマンはもはや世界に打って出なくては、本当の勝者とは呼ばれない、日本だけで勝っても勝者とは言わない。

そんな時代がやってきました。

たとえばソフトバンク孫正義さんが世界のIT業界のトップになろうと、着々とM&A戦略を進めているように、私たちは地球規模でビジネスを展開することは、半ば常識と考えておく必要があります。

規模の大小や事業分野を問わず、どんな企業の経営者も、法律家や学者などの個人も、世界でどう戦うかを最重点課題と捉える。

六十を過ぎた一研究者の私だって、東洋思想をどうやって世界に広めようかと戦略を練っている。

若いみなさんなら、なおさらですよね。

そういうグローバルな時代に役立つのが、孫子の「作戦篇」にある言葉の数々です。

まず、その冒頭にあるくだりから”超訳”していきましょう。

◎何を武器に戦うか

手ぶらで海外に出るなど、もってのほか。

「時代はアジアだよね」なんて安易な考え一つで、自らの持てるどんな能力や強みを武器にして戦うかを明確にしないまま、「とりあえず行けば何とかなるだろう」などと思っているとしたら、うまくいくものもうまくいきません。

たとえば弁護士が海外に出るとして、相手の国にも法律家は掃いて捨てるほどいるわけですから、武器が「法律に関する専門知識です」というだけではとても戦えない。

でも、これに加えて、「私はずっと多くの企業の顧問弁護士を務めてきましたから、その知識と経験を武器に、日本に進出しようと考えている海外企業に対してアドバイスするつもりです」これならいい。

向こうには日本の法律や商習慣などに精通している弁護士はそう多くはないので、勝てる確率は高いのです。

このように「自分にしかない能力は何か、誰にも負けない強みは何か、多くのライバルがひしめいていないか」などと突きつめて考え、主力の武器を設定する。

それが大事なんです。

現時点でそういう武器を持っていないのなら、ちゃんと調達して磨き上げてから、外にでるのが順番というものです。
 
 
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