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生き方上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第四講:「形篇」
 
思い通りにならない状況をいかに突破するか
 
25 好機が来るのを焦らずに待つ
 
勝つ可からざるとは守るなり。勝つ可しとは攻むるなり。

「負けない自分」をつくったら、あとは「果報は寝て待て」。焦らず静かに時期を待ち、相手の隙をついて攻めれば勝てる。

よく「攻撃は最大の防御なり」と言われます。

一面で真実を言い当てていますが、その前に「防御は最大の攻撃なり」ということを考えなくてはいけません。

たとえば野球などのスポーツでも、鉄壁の守備態勢を敷いていると、まず点を取られることはありません。

少なくとも失点を最小限に抑えることができます。

ここをおろそかにすると、いくら攻撃して大量の点を得ても、それ以上の失点をしてしまう可能性があります。

人間は勝ちを焦ると、攻撃のことばかり考えてしまう。

孫子はそこに着目し、まず、守りを固めることが肝心だと言っています。

これは前項で言えば「負けない自分」「負けない人生」をつくることに相当します。

でも攻撃しなければ、勝てません。

ならは、どうするのか。

十分に負けない備えをしたうえで、焦らずに静かに相手が隙を見せるのを、あるいはライバルたちが次々と自滅していくのを待つのです。

寝ていればいいのでも、遊び呆けていればいいのでもなく、いつでも攻めていけるように緊張感をもって待つのがポイントです。

わかりやすい話として、古い戦略に出てくる「泥魚の話」を紹介しましょう。

日照りが続くと、川や池は干上がりますね。

魚たちはみんな、水や餌のあるところを求めて右往左往します。

でも、泥魚は泥のなかに潜り込んで、じーっとしています。

そうして水分を補給しながらエネルギーを溜めこんでいるのです。

長くても二十日も経てば、雨が降ります。

しかし、そのときまでには、魚の大半は消耗が激しく干からびて死んでしまいます。

生き延びた泥魚だけが、ライバルのいなくなった川や池で、悠々と餌を独り占めにするのです。

「守りを固めて勝機を待つ」とはそういうことなのです。
 
 
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