『Live Happy』『スライト・エッジ』習慣を身に着けよう!

ポジティブ心理学の科学から出るパワフルな情報を、待ち望んでいる人々に届けるページです。

生き方上手


f:id:tsukasa-tsuji:20210313074513j:image

 

孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第九講:「行軍篇」
 
勝者と敗者を分ける「人生行路の歩き方」
 
60 「アメとムチ」の人心信掌握術
 
卒未だ親附せずして之を罰すれば、則ち服せず。服せざれば則ち用い難し。卒己に親附して罰行なわざれば、則ち用う可からず。

まだ人間関係ができていないうちは、何かまずいことをやっても処罰しないほうがいい。反発して、よけいに言うことを聞かなくなるからだ。逆に親しい関係ができているなら、甘やかしてはいけない。ナメられるだけだからだ。

よく言われるように、下の者を指導・育成するにはアメとムチが必要です。

ただしただ交互に使えばよいというものではありません。

孫氏はこれを、人間関係のなかで捉えています。

たとえば新しい部下がついたとして、いきなり「たるんでるぞ!」「いうことが聞けないなら、もう会社に来るな!」などと厳しく叱りつけてはいけません。

最初に威厳を示しておかなくてはと思うかもしれませんが、これは逆効果です。

まだお互いのことが分かっていない、疑心暗鬼の状態ですから、部下はいきなりムチを食らうと不快になります。

「何だよ、ずいぶん高圧的なんだな」と反発するか、「嫌われてるのかな」と不安になるか。

いずれにぜよ、上司と距離を置こうとするでしょう。

そんな状態で、上司の言うことを聞くはずがありません。

まず良好な関係を築くことが大事なのです。

逆に親しい関係ができたときは、甘やかしてはいけません。

なれ合いから部下は「ちょっとぐらいさぼっても叱られないだろう」と上司をナメるようになるからです。

ミスをしたり、命令を聞かなかったりしたときは、ちゃんとムチを打つことが必要です。

若い者を指導する立場の人は、愛情をかけて彼らを教え導きながら、褒めるときは褒め、叱るときは叱る。

平素からそんなふううに部下と接していれば、心を一つにして事を進めることができるでしょう。


#伝えかたが重要 #生き方上手 #いきいきと生きる #HappinessFirst #ホテイアオイ広場 #幸せの秘訣 #ありきたりなことをきちんとやる #生き方を決めるのは自分 #Thinkpartners