生き方上手
孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
第六講:「虚実篇」
「主導権」を握って、ライバルを圧倒する
38 「ワンパターン」の恐ろしさを知る
兵を形するの極は、無形に至る。
最初は形から入るが、いつまでも形を追っているようでは進歩がない。形を身につけたら見せないで、自由自在を心がけなさい。
一つの仕事に習熟すると、形のようなものができて、新しいことに挑戦したり、いままでのやり方を変えていったりすることができにくくなります。
パターン化してしまうんです。
それは悪いとばかりは言えませんが、自分自身の成長がストップしてしまうますし、ライバルから見ればこちらの手の内がミエミエですから、つけ入る隙を与えて足元をすくわれてしまう恐れがあります。
組織も同じ。
いったんでき上ると組織図ばかりにこだわって、機動力が低下してしまうようなケースがよく見られます。
代表的なもので言うと、朝礼や会議など。
形式的なことばかりを重視していると、やがて内容のないものになり、やる意味がなくなってしまいます。
武道や日本舞踊などの伝統的なものは形から入ります。
形をいく通りも、何回も何回も反復練習して習得します。
そして身についたと思ったら、今度はいかに形から離れるかが求められるようになる。
つまり臨機応変に、形のバリエーションが繰り出せるかが勝負となります。
自分自身と形が一体化して自由自在になり、即座に多様な技となって表現されます。
この「無形」の精神と技こそが到達点なのだということを忘れずに、人生を送ることが大事です。
之こそが自分を達人・名人にするコツですから、若いときからこれを目指して欲しいのです。
#伝えかたが重要 #生き方上手 #いきいきと生きる #HappinessFirst #ホテイアオイ広場 #幸せの秘訣 #ありきたりなことをきちんとやる #生き方を決めるのは自分 #Thinkpartners