生き方上手
『人は話し方が9割』
1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ
第1章 人生は「話し方」で9割決まる
09 相手に9割しゃべらせる「拡張話法」
● 話のうまい人が使っている「拡張話法」とは?
② 反復…相手の話を繰り返す
「ぼく、冬はスノボざんまいなんだ」→「へー♪ スノボですか」
「私、最近彼氏とうまくいってなくて」→「そっかー…彼氏とうまくいってないんだね」
「最近、ジョギング始めたんだ」→「わー、ジョギングかあ、いいね!」→「皇居ランとかも、やってみようかなって思って」→「皇居ラン、いいね。私もやってみたい♪」
「私、カレーが大好きなんです」→「お、カレー、いいですね♪」→「スパイスたくさん揃えて、自分で作るんですよ」→「「スパイスたくさん、めっちゃ美味しそう♪」
このように、話を反復することで、あいては「うん、そうなんだよ。実はこんなことがあってね…」と、次の話をしやすくなります。
③ 共感…青手の話に感情を込めて理解を示す
「わかります」「大変でしょう」「よかったですね」「つらかったよね」「よくがんばったね」など、相手のkン上に寄り添う表現。
相手の話に深くうなずき、「相手と同じ表情」をしながら、時に勢いよく、時に静かに言います。
④ 称賛…相手を評価する
「素敵♡」「すごい!」「さすがだね♪」など。
感嘆詞の時にもお伝えしましたが、その言葉に感情を乗せ「」の中にマークを”10倍”くらい入れるイメージで伝えてください。
⑤ 質問…相手の話を中心に展開させていくためにその後を追いかけて聞く
「それで、それで?」「そこからどうなったの?」「ねえ、もっと聞かせてよ」「今は大丈夫?つらくない?」などが質問にあたります。
いいタイミングで質問が入ると、相手の話にどんどんドライブがかかっていきます。
そして相手は無理なく自然に話を展開することができます。
これら拡張法を使う最大の目的は、相手の話を「広げる」ことです。
メインで話しているのは相手で、あなたが聞く側だとしても、主導権はあなたにあると意識してください。
人は、基本的に自分のことをわかってほしい生き物です。
拡張法を使うと、相手は気分良くたくさん話してくれます。
その「気分よく、たくさん話せたな」という印象が、「また、会いたい」につながるのです。
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