生き方上手
『人は話し方が9割』
1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ
第3章 人に嫌われない話し方
28 嫌われる人の話し方、その共通点
● 嫌われる人の話し方にも共通点がある
話し方によって好かれる人もいれば、嫌われる人もいます。
ここでは、嫌われる話し方をする人の共通点を、ざっと挙げていきましょう。
① 「4Dワード」を連発する人
「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」これら4Dワードを、よく口にする人は嫌われます。
特に気をつけたいのは「でも」。
「〇〇が好き」と言ったそばから、「でも、あれは、こういうところがダメだよね」などと言われて、いい気持になる人はいません。
もちろん流れで使わざるをえないことはありますが、あまりに「でも」で切り返してばかりいると、会話全体がネガティブトークになってしまいます。
そんな時は、「そうだよね。ただこういうのはどうだろう」と、まず相手を肯定してから自分の意見を話すと柔らかくなります。
「だって」「どうせ」も同様です。
「だって〇〇だもん」「どうせ〇〇だからダメ」など、「だって」「どうせ」はあきらめや言い訳と連動しやすい言葉なので、多用すると「ネガティブな人」という印象になってしまいます。
言葉のクセは、「人格のクセ」です。
知らないうちに「ネガティブな人」という印象を持たれないよう、日ごろの言葉遣いに気をつけてください。
② つっこんだ男女関係や、下ネタを話す人
ここでいう、つっこんだ男女関係とは、「自分がいかに遊んでいるか」という話のことです。
笑顔で「そうなんだー」と周りの人が聞いていたとしても、心の中で、「何、この人、あまり深入りするのはやめよう」と思われているのがオチです。
現実がどうであったとしても、異性関係にだらしがないということを、わざわざ公言する必要はないのです。
特に下ネタは、最もひんしゅくを買いやすい危険をはらんだ会話です。
気の置けない女性同士、男性同士では盛り上がることがあるかもしれませんが、よく知らない間柄では基本的に控えたほうがいいでしょう。
下ネタを話す人はウケを狙っているのでしょうが、何を面白いと思うかは人それぞれです。
その中でも、下ネタはリスクが高いので、別の話題をしたほうが無難です。
もし下ネタが振られてきた時は、自分の話はできる限り避け、相手の話を笑いながら聞くというスタンスがいいと思います。
③ お笑い芸人の真似事をする人
「オチがない」と人を責める、いじる、勝手にボケてツッコミを求める…。
お笑い文化が浸透した影響なのか、芸人さんのような言動をする人がいます。
しかし、私たちが理解しておかなくてはいけないのは、「芸人さんたちはあくまで『笑いのプロ』である」ということ。
なかでも「いじる」というのは、「いじられる」側を含め、プロだけに許された高度なテクニックです。
芸人さんたちの間では、いじり役、いじられ役という暗黙の了解が成立しています。
これは、プロレスでいえば、ヒール役とヒーロー役がいるのと同じ。
素人が安易に真似をすれば、人を傷つける危険があります。
どんなに周りが面白がっても、言葉で相手を傷つけた時点で、100パーセント言った側に非があります。
「面白がっていただけで、悪気はなかった」という言い訳は通用しません。
素人が玄人の真似事をすると、「ひどい人」という印象を抱かれかねないので、注意が必要です。
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