生き方上手
習慣が変われば人生が変わる
成功者がしている100の習慣」 Nigel Cumberland
成功者の習慣14 「イエス」というチャンスを逃さない
『成功する人は他人が「ノー」という場面で「イエス」と言い、成功しない人は他人が「イエス」余言う場面で「ノー」と言う
「物事に、イエスと言おう。それは新たなことに挑戦し、新しい出会い、人とは違う何かをすることだ。楽観的に考え、ポジティブな態度をとり、周りに人が集まるような人間になることだ」ーエリック・シュミット(アメリカの技術者、グーグルのCEO)
成功者は、他の人が「ノー」という場面で、「イエス」と言える人です。
会社から、昇進はするが勤務地は海外になるというオファーをもらったとき、あなたはそれを受けますか?
恋人や配偶者から、思いがけない場所(たとえば「グリーンランド」)への旅行を提案されたとき、あなたはそこに行ってみようと思いますか?
もちろん、リスクや現実的な問題を無視して合理的な判断をせず、闇雲にどんな話にも飛びつけばいいというわけではありません。
ただし、一歩踏み出すべきときにいつも躊躇ばかりしているのは問題です。
次のような言い訳が、口癖になってはいないでしょうか?
「ごめん、いま忙しくて」「また今度やるよ」「今まで一度もしたことがないから」「興味はあるけど、現状で満足しているから」「もう他のことをすると決めてるんだ」「今からじゃ遅いよ」
こうした言葉の背後になるのは、躊躇や恐れ、先延ばし、リスク回避といった感情です。
このような言葉ばかり口にして「イエス」というチャンスを逃していると、成功は遠のいていきます。
誰でも、「あのとき、イエスと言っておけばよかった」と後悔するものです。
断るときには、そのチャンスを逃すことで失うものはわかりません。
自信をもって「イエス」と言えるようになるには、何が必要なのでしょうか?
コンピューター科学者のランンディ・パウシュは、「私たちが人生で後悔するのは、何かをした結果についてではない。私たちは、何かをしなかったことを後悔するのだ」と述べています。
他の人が「たぶん」「わからない」「おそらく」などと言っているときに、「イエス」と言える人になりましょう。
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