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生きかた上手


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孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
 
第二講:「作戦篇」
 
これからの時代を生き抜くための「武器」を持て
 
16 ライバルさえも味方に取り込む
 
敵に勝ちて強を益す。

ライバルを完膚なきまでにやっつけてはいけない。無傷のまま味方に取り込み、相手の持つものすべてを自分のものにしたほうが、自分はどんどん強くなれる。

戦争に勝つと、敵の持っていたものすべてが自分のものになります。

土地・建物はもちろん、戦車や武器から敗残兵まで、何もかもが自分の戦力となるわけです。

そう考えると、やたら人を殺したり、ものを破壊したりする戦い方はしなほうがいいですよね?

できるだけ無傷のまま取り込んだほうが、あとで自分の戦力をグンとアップさせることができるではありませんか。

いわゆる”ビジネス戦争”でも同じで、ライバルをやっつければいいってもんじゃない。

競い合って勝つことを第一としながらも、勝敗が決した後に相手を自分の味方に取り込むことを考えなければいけません。

たとえば、私がデザイン会社経営していたころのこと。

あるコンペで中国のデザイン会社と競い合い、結果的にうちが勝ちました。

あだ、相手は「敵ながらあっぱれ」とうなってしまうくらい、すばらしい会社だったんです。

そこで、私はその会社を自社の戦力にしようと、戦いの熱が冷めたころを見計らって、上海まで社長に会いに行きました。

そして「今日はあなたとビジネスの話をしたい」と切り出し、いろいろと話すうちに意気投合。

なんと、その社長をうちの会社の社員にすることに成功したのです。

こうなれば、社長が率いる三十名の優秀な社員も、国内外のオフィスも、すべてが私のものになったも同然。

M&Aのややおしい手続きをする必要もなく、労せずして自社の戦力を大幅に増強することができたのでした。

これ、最高の勝ち方でしょう?

だから、戦いにあってはライバルを敵対視してやっつけることばかり考えてはダメ。

ライバルが優秀であればあるほど、勝った後にいかにしてい方に取り込むかを考えることが重要なのです。
 
 
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