生き方上手
孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール
第九講:「行軍篇」
勝者と敗者を分ける「人生行路の歩き方」
56 逆境のあっては「心の支え」が必要
斥沢を絶れば、惟亟かに去りて、留まる無かれ。若し軍を斥沢の中に交じうれば、必ず水草に依りて衆樹を背にせよ。
湿地帯に行くときは、早くそこから逃れることだけを考えなさい。もし沼に足を取られたら、水草をしっかりつかんで、そのままずぶずぶと沈んでしまわないようにしなければいけない。人生においても逆境に耐えられるよう、自分をささえるものを持っていることが必要だ。
沼にうっかり足を突っ込んでしまったら、身動きがとれないままずぶずぶと沈んでしまいます。
人生の逆境にあるときもそう。
困難に次ぐ困難で、泥沼にはまりこんだような絶望的な気持ちになるでしょう。
そういうときに重要なのは、とにかく早く逆境から這い上がることだけを考えることです。
ほんの少しでも「もうここから脱け出せないかもしれない」などと思うと、足元をすくわれてしまいます。
ただそう簡単にはいきません。
逆境から這い上がるには、どうしたって大変な苦労と苦痛が強いられます。
そんな場合もくじけずに逆境に立ち向かっていけるよう、心の支えになるものを持つのです。
といっても、さほど大げさなものでなくてけっこう。心が癒されて元気が湧いてくる何かであればいいんです。
たとえば「この人とお酒を飲んでバカ話をすると、心が晴れる」とか、「家に帰ったときにペットが出迎えてくれる、それだけで癒される」「ピアノを弾くと、何もかも忘れて元気になる」などなど。
日ごろから、仕事一本鎗の生活ではなく、好きなことをする時間を持っているだけで、逆境に強くなれます。
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